自我の芽生え
赤ちゃんのうちは、結構言うことを聞いてくれて素直だったのに、最近言うことを聞いてくれなくて…。
こんな悩みは、よくあります。
だからしつけをしなければ・・・。
厳しくしよう・・・。
その前にちょっと反抗期について考えて見ましょう。
第一次反抗期は、
「親の言うこと=正しい」という世界だけで生きてきた赤ちゃんが、
自分という考えがもてるようになり、それを試している。
だから、親が言うことに対して、なんでも「イヤ」と言ってみるのです。
また、今まで普通に受け入れていたものに対して、疑問や関心を持つようになり、
「なんで」「どうして」を繰り返すので「どうして期」などともよばれてます。
心の殻を一枚破ってもうひとつ成長するために、大切なことです。
この時期は、その時大切さがわからなくても、将来大変大きな影響を与えます。
特に第2次反抗期がなかったという子が最近多いです。
でも、これは後で本人が大変苦しむことになるのです。
親としては、反抗期が一番大変なので、反抗期がないと楽だし、
いい子だった、と思えるでしょう。
また自分の子育てにも自信が持てることと思います。
けれど、ただ、押さえつけて反抗期がなかったとしたら、
大変な問題です。
反抗期の大切さを理解し、きちんと向かい合うことが大切。
反抗期は長くて1年半位(適切な時期であれば)その後は大きな成長が期待でいます。
恐れず、成長の手助けをしてあげましょう。
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